2020年8月にメジャーデビューを果たし、年々その勢いを増してきている、今最注目の若手バンド「kobore」をご存知でしょうか。
毎年音楽の傾向は移り変わりが激しく、あらゆるジャンルを自分の中に取り込んでいくことにはとても難しいですが、(年を重ねれば重ねるほど特に。。汗)
府中発のロックバンド「kobore」は、日常で見たもの感じたものを飾らずありのままに表現する、ストレートな音楽スタイルが今の時代では逆に新鮮で、「今を叫ぶロックバンド」という代名詞で人気を集めています。
そんなkoboreのおすすめの曲や人気のある曲、そしてこのバンドの魅力について紹介したいと思います♪
koboreのおすすめ曲
1. 夜に捕まえて
「夜に捕まえて」は2020年8月5日にリリースされた、koboreのメジャーデビューアルバム「風景になって」の収録曲です。
この曲は、2019年1月23日にリリースされた1stフルアルバム「雫になって」の収録曲「夜を抜け出して」のアンサーソングとなっています。
前作の「夜を抜け出して」は忙しい仕事の毎日にサヨナラして、愛しの君に会いに行きたいという淡い恋心を男性目線で描いている一方で、
今作は「夜=君と会えない時間」だから夜なんて来なければいいのに、心寂しさを女性目線で表現しています。
Koboreは夜をテーマにした楽曲が多いのも特徴ですが、
寂しかったり切ない夜に聞くと、その気持ちに寄り添いながらも、キャッチーなテンポで元気を出させてくれる、そんな楽曲の一つに仕上がっています。
メンバーの佐藤赳さんが大のBUMP OF CHICKEN好きで、バンプが得意とする互いに関連性のある楽曲作りから着想を得て、この楽曲が生まれたそうです。
2. ダイヤモンド
「ダイヤモンド」は2019年8月21日 発売されたkobore 1st EP ”音楽の行方”に収録されている曲です。
夜の曲のイメージが多いkoboreですが、これはMVに出てくるような真っ青な空が似合う爽やかな楽曲で、このバンドの奥行きの深さを感じさせてくれます。
この曲は一言でいうと「頑張っている人に対しての応援歌」、のような感じなのですが、
暑苦しすぎず、「がんばれ」とゴリゴリ背中を押してくるという感じでもなく、
今までの頑張りを認めてくれて前向きにさせてくれる、そんな曲です。
2. 幸せ
「幸せ」は2017年9月13日に発売された1stミニアルバム「アケユク ヨル ニ」に収録されています。
キャッチーなメロディ中に、幸せの意味をストレートな言葉で表現されており、シンプルな言葉だからこそ深く胸に刺さる、koboreの代表曲です。
誰しもが理解はしているけど、当たり前になってしまっている”日常”を、”今”を当たり前ではなく幸せな瞬間だと歌で代弁してくれます。
”あなたにとって幸せは何ですか?
毎日ご飯が食えてること
ただいま、おかえりって言えてること
大好きな人に会えること
そして何よりも生きてる
僕らは生きてる”
この曲、聞けば聞くほど心に染みてくるんですよね…なんででしょうか。
言葉だけ見るとストレートで強いのですが、声が優しくてすっと心にはいってくるんですよね!
Koboreの人気曲
1.ヨルノカタスミ
「ヨルノカタスミ」は2018年5月9日にリリースされた2ndミニアルバム「ヨル ヲ ムカエニ」の収録曲で、koboreを代表する1曲です。
公式YouTubeでは316万回再生を記録しており、koboreの楽曲では1番の再生回数となっています。
別れても元恋人のことが忘れられない男性の失恋を、真っすぐな言葉で綴ったラブソングです。
ちなみに、この楽曲は「ヨルノカタスミ」「アクユクヨルニ」「ヨルヲムカエニ」の3部作で構成されています。
今作で失恋してどん底だった男性が徐々に明るくなっていく様を、”夜”をテーマに表現しています。
2. HAPPY SONG
「HAPPY SONG」は「夜に捕まえて」同様、2020年8月5日にリリースされた、koboreのメジャーデビューアルバム「風景になって」の収録曲です。
本田技研工業/HONDA「関東Honda Cars」CMソングでもあります。
こちらのMVではkoboreメンバーの素の表情が沢山みれるということでファンからは人気が高い曲です。
バンドサウンドの全開のイントロに乗った伸びのある歌声を聞いていると、
ドライブしたくなってしまうようなそんな爽やかさと臨場感があります。
歌詞からは、大好きな人がいない晴れた日は逆に切なくなるという、恋をしている時ならではの気持ちに共感する人も多いかも知れません。
1. Strawberry
「STRAWBERRY」は2022年10月2日にリリースされました。
フジテレビ系TVアニメ「デジモンゴーストゲーム」エンディング主題歌に抜擢されています。
メジャーデビュー後、このように徐々にTVにも採用されるようになり、ビッグになってきていますね!
ネット上ではこのようなコメントがありました!

新鮮だなこのメロディ。
この展開もすき。どこかにkoboreがいるけどすごい新しい感じ。
昔からのファンからの評価も上々で、インスタの広告で新しいファンも取り込んでいるようです♪
個人的にも、優しい声とメロディーがマッチしていてとても聞いていて心地よい楽曲だと感じました。
koboreの魅力
1. 真っすぐな歌詞
前述したように、koboreの最大の魅力は真っすぐに綴られた歌詞にあります。
ボーカルの佐藤赳さんが日常での実体験をから感じたことを歌詞にすることが多いそうです。
そうして生まれる楽曲の歌詞は、日々の光景を真っすぐに綴ったリアルな物語となっており、同世代の10代後半~20代のリスナーには深く刺さるようです。
そんなことから、彼らは「今を叫ぶロックバンド」と名付けられています。

しかし佐藤さん曰く、勉強が苦手で複雑な歌詞だと覚えられないから、覚えやすくするために簡単(ストレート)にしているのだそうです。意外な理由でした!!
2.個性的なメンバー

メンバーはボーカルの佐藤赳さんの呼びかけで集まった、自身の母校、東京都立府中東高等学校軽音部の先輩後輩を中心に構成されています。
結成当初は佐藤赳さん、安藤太一さん、田中そらさん、と別の方で結成していましたが、途中で伊藤克起さんが加わり、現在のメンバーとなりました。
ボーカル : 佐藤赳(さとうたける)

1996年5月29日生まれの26歳です。
楽曲の歌詞のほぼを佐藤さんが書いています。BUMP OF CHICKEN が大好きで学生時代はBUMPの曲をひたすら聞いており、このバンドにも影響をたくさん受けているようです。
このバンドの発起人でもあり、バンドの心臓ともいえるメンバーです。
怪我している女性に惹かれるという変わった感覚を持っていらっしゃるようで、水卜アナがタイプということです。
ギター: 安藤太一(あんどうたいち)

1995年5月26日生まれの27歳です。
高校時代、安藤さんはONE OK ROCKのコピーバンドでボーカルを務めていたのですが、ギターを弾きたいという想いを捨てきれず、佐藤さんの誘いに乗ったそうです。
そしてアーティスト会では群を抜いた大食いという噂も!11月21日に有吉ゼミで大食いに挑戦するということなので、どれだけ食べるのかぜひ見てみたいですね!
ベース:田中そら

1997年7月7日生まれの25歳です。
koboreの速いテンポの楽曲を心地よく聞かせてくれるのはベースの腕が高いからですね。
作曲を手掛けることもあるそうで、その際はボーカルの佐藤さんの歌詞ありきで表現することの難しさに悩むこともあるそうです。
ライブ中、”田中そらステップ“という膝と腰をふんだんに使い左向きで演奏するライブを見た人にしかわからない名物があるそう!メンバー内にもいじられる可愛いキャラクターです。
ドラム:伊藤克起(いとうかつき)

1998年6月8日生まれの24歳で、バンド内では最年少です。
koboreのドラムメンバーが脱退したことで、伊藤さんが佐藤さんに声を掛けられ加入したとのことです。
ドラムをたたく姿はとてもかっこいいですが、お酒は飲めないそうで、家ではウサギを飼っているという乙女のような一面を持っています。
まとめ
メジャーデビュー以降、ものすごい勢いでロックシーンを駆け上がっているkobore。
今はまだ「知っている人は知っているけどそこまで有名じゃない」という存在かもしれません。
そんな彼らを今から応援し、成長していく姿をみなさんと見届けたいなと思っています。
今日おすすめした曲のどれかだけでもあなたの心に響くといいです…♪
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